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お知らせ

ミアヘルサ × 明治薬科大学:医薬品副作用の早期発見を目指した「医薬品副作用リスク軽減支援システム」の実用調査を共同実施

薬局 2022年08月02日

ミアヘルサ株式会社(以下:ミアヘルサ)は学校法人明治薬科大学(以下:明治薬科大学)と共同で、医薬品副作用リスク軽減支援システムの実用調査を実施します。




リリース背景

本調査は患者様が医薬品を服用することで発現する副作用を見逃さず軽微な段階で把握することで、重篤な副作用の発現を防ぐことを目的としたものです。

近年、薬局・薬剤師には地域医療の担い手として、副作用や薬剤の相互作用による有害事象といった患者様の薬物治療における不利益を予防・軽減することが求められています。

薬剤師による薬物治療上の不利益をモニタリングするためには、患者様との対話による情報収集が重要ですが、患者様の訴えは表現から程度まで人それぞれであり、その評価は薬剤師の経験・スキルに依存するという問題がありました。

明治薬科大学が開発した医薬品副作用リスク軽減支援システム「MPASS」はこうした課題を解決するため、あいまいな表現と医薬品の添付文章で示された副作用を紐づける機能を持ち、より精度を高めるため実証試験と事例収集を行っています。




調査の内容

明治薬科大学が開発した医薬品副作用リスク軽減支援システム「MPASS」を利用し、ミアヘルサが運営する「日生薬局 牛込店」において実際の処方を用いて事例の収集・分析を行います。

薬剤師が服薬指導の際に患者様からヒアリングした内容のうち、明らかに薬剤によるものであると特定できないような軽微な違和感や不調があった際に「MPASS」を利用してその背景を探ります。

そうして収集した事例については明治薬科大学へ提出し研究データベースへ登録されることによって、システムの精度向上に役立てられます。




調査概要

 
  • 【実施場所】:日生薬局 牛込店
  • 【 対象 】:日生薬局 牛込店 利用患者
  • 【 内容 】:医薬品副作用リスク軽減支援システムを利用した患者不利益の軽減・予防
  • 【 実施者 】:ミアヘルサ、明治薬科大学(菅野敦之教授、野口保教授)




本件に関するお問い合わせ

ミアヘルサ株式会社
医薬事業本部 佐々木理恵
Tel:03-3341-2061
E-mail: merhalsayakkyoku@merhalsa.jp